神田 うな正(うなしょう)

相変わらずの在宅勤務だ。
先程13時までの前半業務を終えて1Fへ降りた。腹が減った。
するとダイニングテーブルにはうな丼が鎮座していた。おおう。そうかそうきたか。うな丼か。わしの大好物のうな丼じゃな。うな丼。ほほう。

がしかし、丼のライスに対してうなが少ない。面積がだいぶ違う。ライスとうなの。だが、うなはしっとりふっくらしており、タレもしっかりかかっている。うなとライスの面積に店のそれとはだいぶ差があるが自宅のうな丼であればこんなものだろう。非常に美味しそうだ。サプライズでうな丼を出してくれたキャロライン(妻)には大感謝だ。

うな丼を食べ進めて3口目くらいだったろうか、丼に深めに箸を入れたときだった。ハッとした。これ、あれだ、これ、ある。これ中にもある。中にある。これ。うな。うながもう一枚ある。大きめの。露出してるうなより大きめのうながライスにサンドされて隠れてる。そう、これはうながライスでサンドされているタイプのうな丼だ。

その時の喜びたるやもう子らの目も憚らずキャロラインを抱きしめたいほどだった。しかもこのうな丼スタイルはあれだ。神田にあるうな正(うなしょう)のうな丼のスタイルだ。キャロラインと新婚の頃に行ったことがある。神田の鰻屋の老舗である。(本当に老舗かどうかは知らない)

キャロラインはたまにこのような心が温まるサプライズをくれる。メチャウマなうな丼は5秒で食い終えた。キャロラインうな丼ありがとう!午後からも頑張って働きます。