バイクはおまえが倒せ

先日三号線から側道への右折待ちでバイクが止まったんです。バイクは止まっていたので制確に言うとエンジンが止まったんですね。やべってなってどりあえずバイク押して徒歩で右折しました。右折してその辺に止まってめっちゃキックしたんですけど(林田TW号はセルもあるけどバイク屋からキック始動を推されてるので基本は古式ゆかしいキック始動だ!)うんともすんとも言わないんですよね。あっれーってなって近所のバイク屋検索したらちょうど近所にやばめのバイク屋があるっぽかったのでそこへ持ち込むことにしました。ほんと近所だったので押して歩いて10分そこらでした。そういうとこはラッキーなんですよ。バイク止まる時点でラッキーでは無いんですけど。

で、バイク屋着いたら結構でかい倉庫を改装したバイク屋だったので、やばめのバイク屋とか思ってたのを反省しました。バイク屋なのにトラクタや耕運機なども並んでたのが好印象です。ほんで大声で「すみませんーん!さっき電話した林田ですけど!!!すみませーん!!」って言ったら奥の方からのそっと家族ゲームや探偵物語の頃くらいの松田優作(に似ている店員さん)が出てきまして、おっ、一悶着あるか…って思って身構えたんですけど「あ、さっき電話もらってた、はいはいTWの。あー大変でしたね」ってすっごい物腰やわらかくて、一悶着あるかもとか思ったことを反省しました。もちろん全く一悶着はありませんでした。

結局そのバイク屋さんでいろいろ見てもらったんですけど、原因としては交差点で待ってる時にキルスイッチ触った?そんでなんかどっちがオンかオフかわからなくなって、かからなくなったって思ってただけじゃない?ってことになりました。当然エンジンはかかったしめっちゃ恥ずかしたかった。(林田号は既に生誕から20年近く経過していて、スイッチボックスなどのプラスチック部分はしっかりと劣化。オンかオフかの表示なんて全然見えないぞ!)

で、松田優作は別に何も修理していないんだからお金はいらないって頑なだったんですけど、そこは時間取らせてしまったので何かお礼させて下さいってことで、ありがちに缶コーヒー飲もうぜってことになって缶コーヒー買って二人で飲んでんですよ。そこでいろいろとバイク談義してたんです。で、今乗ってるTWは全然倒れないし曲がらないんですよ。ロンスイだからですかねータイヤが太いからですかねー以前乗ってたDT(DT50というYAMAHAが生んだ名車だ!初代林田号として今でも語り継がれているぞ!高校時代にアルバイトをして買ったはじめてバイクだ!)はすんなり曲がってた気がするんですけど。とか言ってたんですね。そうすると松田優作が、「バイクは勝手には倒れませんよ。お兄さん(わし)が自分で倒すんですよ。そうすればバイクは曲がります」みたいなことを言ってて(たしかそんな感じのこと)ほへーなるほどなーって思いました。確かにそうですよね。バイクは勝手には倒れないし勝手には曲がらないですよ。ガチッと体重預けてぐっと倒しておりゃー!ってカーブを曲がったら同じ要領でぐっと引き起こすんですよね。忘れてました。高校時代は当たり前にできていたことができなくなっていたんですね。それをバイクのせいにして言い訳までして。なんなんだ一体!俺は何をやってるんだ!!!そういうことが嫌でわざわざ35にもなって中免とって(前の投稿参照)ロンスイのTW買った(前の投稿参照)んじゃないのか!!!馬鹿野郎!!!! って帰り道TW転がしながら思いました。あとやっぱりこのバイク全然曲がんねーなって思いました。

はーほんとバイク最高ですよね。今季節も良くて。もう一回最後に言っておきますね。バイクは倒せよ!サンキュー松田優作!!また邪魔しにいくぜ!

今度仕事仲間集まってバイク飲み会(主に特攻の拓)やろうと企画してますのでまたご案内しますね

「バイクはおまえが倒せ」への1件のフィードバック

  1. 名無しの菊池 より:

    オールナイトニッポンで放送して欲しいです。もしくは、「爆笑問題カーボイラジオ」でこのエピソード出して欲しいです。めちゃくちゃ面白いです。

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