真冬が眼前に迫る師走の日曜、夜明け前から家族でドライブへでかけた。
ドライブの目的を済ませ帰りしなに皆で温泉に入って帰途に就いた。自宅へ帰り着いた時は丁度正午頃で子どもたちは車の中で寝ていた。
起こさぬよう抱き上げ、そのまま寝室へ寝かせた。メリッサはすぐに目を覚ましてきたが、クリストファーはそのまま夕方までしっかりと寝ていた
夕方17時頃に起きてきたクリストファーが食卓でドラえもんおにぎり弁当を食べ始めた。確かにクリストファーは昼食を食べずに寝ていたのでお腹が空いていたろう。美味しそうに食べている。
が、既にキャロラインが夕飯の準備も進めている。クリストファーのこの食事は昼ごはん??夕ご飯?聞いてみた。
「クリストファー、それは何ご飯?」
「こえあー(これは)おーぎ(おにぎり)ごはん」
おにぎりご飯だった。