みやこまち

縁あってこないだの金曜日に半休貰って2tトラックで京都郡みやこまちへ行った。娘と。原木を仕入れに。
みやこまちは所謂田舎なんだけど会う人話す人みんな親切で、丁度時間が四時五時くらいで中高生の下校の時間だった。公園やお店で遊んでた俺と娘にもみんなとっても親切にしてくれて。狭い道もみんな並んで歩いてるし、大きめの連中(高校生くらい?)が、小さい連中(小学生くらいかな?)を当たり前のように守りながら狭い道を歩いてて、なんかとっても考えさせられた。

原木を譲ってくれた人は、この原木販売は趣味ですのでって言って慣れた手つきでユンボでドッカンドッカン丸太をトラックに積んでくれたんだけど、その着てたつなぎの胸には俺も知ってる社名が刺繍されてた。聞きたかったけど聞かなかった。野暮だしそこは今大事じゃないから。子もはじめて目の前でユンボが暴れる様を見てアガってた。手を繋いだまま無言でピョンピョン跳ねてた。

帰りの道すがら、横断歩道手前でトラックを止めると、渡る子供たちが当たり前のように振り返って頭を下げた。何度も同じような場面があった。
子に「良い町だったね、また来よう。」というと、子は「えっとねとーとーほら、空がねとってもきれいだよ、見てごらん、あれはね、何色かな?」と問うてきたので、俺はあんな夕焼けをクリーム色って呼ぶけど、メリッサ(娘)は何色だと思う、と聞いたらしばらく考えた子が、『うーんあのね、とーとー、うーん、あのね、今日はね、とっても楽しかったね!」と言ったので、ほんとだよな、こういう日のことを楽しいって言うんだよなって思った。

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